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杏ジャムのつくりかた-後編-

  • 2015年4月11日(土) 13:29 JST
  • 投稿者:
    turbo


 アクが大体取れきれるのを待ってから、残りのグラニュー糖の7割ぐらいを加えて、浸透圧が同じになるぐらいまで煮詰めていく。その後、再度アクを取っておく。




 杏の繊維を残したまま潰すために、家庭用だとポテトマッシャーが便利。8割程度の半身を潰してしまう。杏は焦げやすいので、この後は、木べらを鍋底を這わすように入れる。火加減は強火から中火として、弱火にはしない。弱火にするとジャムが蒸れたようになってしまい、アクが抜けきらない。

 マッシャーで潰した後は、更にアクを取っていくが、同時に残ってしまった大きな半身の実を木べらで潰していく。最後まで残るのは、未熟果である証拠。ジャムの場合、未熟果はペクチンの供給源であるので、意図的に加えるのは良い考えである。ただ、杏に関しては、未熟果は入らない方が余計なアクがなくなるという意味でも良いと思う。




 その後、アクをとり続けながら煮詰めていくと、徐々に木べらが重くなり、アクもほとんど出なくなってくる。このタイミングの状態から、(30cm鍋で3kgの杏の場合なら)強火でおよそ15分でとろみが付いてくる。決して木べらを入れる手を休めてはいけない。鍋底が焦げ付いてしまう。

 煮詰め上がったら、充填して、キャップをし、殺菌槽にて90度30分(25分で問題はないが念のため。余熱で10分でも良いが、長いと無意味になる)の後、50度ぐらいのぬるま湯に移してビンの表面温度を下げて、冷水に移す。いきなり50度の温度差ではビンが割れるので注意。

 充填の方法は、レードル+専用の漏斗を作っておくと早い。また、取って付きの金ざるに充填したビンを入れ、ザルごと殺菌槽に入れる場合はともかく、高温のビンを移すには、市販の台所用品の茶碗蒸し掴みを使うのが便利である。

杏ジャムのつくりかた-前編-

  • 2015年4月11日(土) 13:08 JST
  • 投稿者:
    turbo


 杏は、二つ割りにして種を抜いて、さっと熱湯どおしして使用する。ここで、冷凍しておけばずっと使用できる。今回は冷凍杏を使ったやり方を。




 加糖(グラニュー糖が良い)は、杏重量の60%程度。煮詰めると糖度65度程度を目指す。45度では酸味が勝ってしまう。8割程度を2回に分けて冷凍のまま糖衣する。全体が溶ける直前ぐらいまで置いておく。(杏の場合には、シロップはそんなに出ないので)




 火にかけて杏を煮詰めていくが、この時点では杏を潰さずに杏内のエキス(+アク)を糖で外に出すことに気を配る。3kgの杏を処理する場合だと、このアク出しにかかる時間は30分程度。10~15回に分けて、水を張ったボウルを用意しておいて、お玉等で表面をすくっていく。木べらで表面をなでるようにして手前に集めておいて行うのがポイント。




 今回は、杏の種の中にある杏仁を取り出しておいたものを加える。3kgに対して、100g程度で充分に風味が出る。細かく砕くかすり潰して加える。




 実際のあく取りの様子。集めておいて、丁寧に取っていく。木べらで混ぜた際に鍋のまわりに付いたアクは、こまめに取っておかないと意味がない。

開花までもう少し

  • 2015年3月29日(日) 14:27 JST
  • 投稿者:
    turbo


 真っ先に咲き始めるオニールのつぼみがだいぶ大きくなってきた。チラホラと開きかけているものも見受けられる。





 若干遅めのコビル。数年前に木を低くしたので、こじんまりと実を付けている。

ベイリーフ

  • 2014年9月12日(金) 06:14 JST
  • 投稿者:
    turbo


 充分に乾いたものと、生のままのベイ。

月桂樹の葉っぱは、最初は直射日光で、その後は日陰で乾かすのですが、曲がらずまっすぐに干すのがポイントですね。

 これは干して2年経ったもの。少し青みが抜けすぎかなという感じです。

稲架がけ

  • 2014年9月10日(水) 05:50 JST
  • 投稿者:
    turbo


 数年ぶりに、こがねもちを稲架にかけています。
写真は刈った翌日の9/6(土)のもの。大学生の方がかけるのを手伝ってくれましたが、やはり稲束を開いてかけるというのが、なかなか難しいようです。

 コシヒカリは、昨日から刈り取り開始。雨が気になるところです。人足が少ない時には、5〜8畝ずつの作業になります。最初だし足元も軟らかすぎるので、2反5畝の田んぼを12周分刈って、昨日はおしまいです。午前中に露が切れたらひっくり返して、午後から脱穀の予定ですが、日照と風次第ですね。

 新米は、早くても9/20頃になりますので、少々お待ちを。

登熟の秋

  • 2014年8月28日(木) 16:57 JST
  • 投稿者:
    turbo


 雨が続いています。ブルーベリーの方もだいぶ少なくなったとは言え、まだまだ成っています。雨で結構割れてしまいそうですので、摘み取りの方はお早めに。


 田んぼの方は、こがねもちがすっかりと色づいてきて、田んぼが乾き次第に稲刈りをスタートできそうです。今のところ、9/5(金)ぐらいからのスタートを予定しています。まだいろいろと片付けも終わっていないので、ちょっと大変ですが。

 今年の出来具合は、籾すりが終わるまでは何ともいえませんが、結構実が重いようで、雨も相まって一部の田んぼでは、かなり稲が倒れています。台風が来ないといいんですが…。

 今年も援農隊のみなさんを受け入れますので、ご希望の方は連絡ください。

一枝にこんなに…

  • 2014年8月18日(月) 03:12 JST
  • 投稿者:
    turbo


 お盆前後になって、カラッと晴れない日が続いていますが、ブルーベリーの方は雨でもなんとか割れずに残っています。コースタル等の軟らかい品種は別として、ティフブルーやブライトウェルはかなり糖度が高いです。

 まだ、バルドウィンやフクベリー、パウダーブルー等が残っていて、今月中に収穫が本当に終わるのかなという感じです。

 摘み取りのお客さまのピークも超えたようですから、平日ですと限りなく貸し切り状態になります。大量に摘み取りしたい方は、今が狙い目です。ごっそりと採ることができますよ。

ラビットアイ系品種が摘み頃です

  • 2014年7月21日(月) 06:58 JST
  • 投稿者:
    turbo


7月の前半は、4年ぶりぐらいの品種の端境(品薄状態)が起きてしまいましたが、もう大丈夫です。続々と摘み取ることができます。

今日7/21(月)も、まだ予約空きがありますから、お電話を1本して戴いた上でお越しください。

ラビットアイも色づきはじめてきました

  • 2014年7月 2日(水) 22:21 JST
  • 投稿者:
    turbo



 上はブライトウェル、下はブルーシャワーという品種。ブルーシャワーというのが正しい品種名かはハッキリしません。近所のホームセンターにあったもので、少しだけ種が大きすぎるものの、ポツリポツリと大粒の実が成ります。実の数も多くはないのですが、樹勢は良い品種です。ブライトウェルは美味な品種で大粒なのが良い感じ。まだ最初に受粉した少ししか熟していませんが、これとコースタルあたりが熟してくると、忙しくなります。




 挿し木苗も元気に成育中です。まだ鉢増しをしていないものもありますが、明日のジャガイモ掘り完了とともに植え替えも進めないと間に合わなくなってきます。今日のように急に暑くなると、水やりのタイミングに悩みます。加湿にし過ぎてもいけないけれど、乾きすぎてもいけない。ある意味非常に精細な管理が必要だったりします。特にポットの小さいうちは要注意ですね。




 カーリーパラマウント(通常のパセリ)の方は4.5cmポットに鉢上げしたのですが、イタリアンパセリは時間がなくて80穴の蒔き床に蒔いたままです。そろそろ肥料切れするので、移し替えなきゃ。今年のパセリ群は発芽率が非常に良かったので、150ポットぐらいにはなるかな。表に「苗木販売」と大きく書いているけど、結構野菜&ハーブ苗は売れます。遅蒔きしている関係で、ホームセンターにも既に苗も種もないようなケースが多いせいかもね。

雨が続いているので

  • 2014年6月27日(金) 06:58 JST
  • 投稿者:
    turbo


 ブルーベリーは、続々と取れています。上はネルソン、若木なのでかなり大粒ですね。完熟するのはもう少しかな。下はラビットアイの晩生種、バルドウィン。実付きが多くて美味です。熟すのは8月後半になってから、9月になっても多少は残っています。

 この週末は雨が降るか降らないかといったところですね。もちろん、摘み取りできる品種もたくさんあります。




 合間を見ておおまさり(落花生)の定植やらネギの土かけやら。手作業なので、雨の合間が1番です。オクラも植えたけど、雨で土の跳ね返りがすごいことに。

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