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収穫スタート

  • 2014年6月10日(火) 06:57 JST
  • 投稿者:
    turbo


 今年は、色づき初めて30度を超える日が続いたため、一気に熟しました。

その一方で取り始めのタイミングで3日間で220mmぐらい降り、一部の実は割れてしまう事態に。


今日から、のぼりを立てる予定でいます。今は、オニール、アーリーブルー、スパータン、リベールなどの品種を収穫中。とても美味な品種です。

色づき

  • 2014年6月 3日(火) 06:05 JST
  • 投稿者:
    turbo



 ブルーベリーがだいぶ色づいてきました。今年は、ミツバチの飛来が少なくて、心配しましたが、それなりの数は着いているようです。アーリーブルーやリベール、オニールあたりから色づきます。




 今年はブラックベリーの実がとても多く着いているように感じます。
もっぱらジャム用になる訳ですが、生食するにはちょっと酸っぱいのが難点。




 ラズベリーもたわわに実っています。雨が降らないといいんですがねぇ。




 最後はマルベリー、つまり桑の実です。少しずつ生食用にパックして直売所にも出しています。日持ちしないのが唯一の欠点ですね。

浮き草と藻

  • 2014年5月23日(金) 07:34 JST
  • 投稿者:
    turbo


 田植えが無事に終わりました。
今年の田んぼは、藻がとても多いです。いつも最後に手で植える1畝の田んぼ。ここは長年除草剤も使うことなく栽培している田んぼなのですが、恒に藻とか浮き草に覆われています。植え付け直後は水を落としますが、3日もすると活着するので水位を上げます。




 藻は風で悪さをするので、少しやっかいですが、浮き草の方はその場にとどまるので、いい感じです。流石に今年はまだ施肥をしていません。来週あたりの方がいいかなとも思いますが、天気を見ながらの仕事ですね。

ブドウも形になってきました

  • 2014年5月13日(火) 10:51 JST
  • 投稿者:
    turbo


 播いてか1か月過ぎた稲の苗、だいぶ伸びてきましたが、例年よりも寒い日が多いせいか、週末の田植えにはちょうど良い加減です。今年は冷夏という予報も出ているので、ちょうど良いのかもしれません。




 ブドウも葉が伸びて、実の形になってきました。花はこれからですが、苗がなくなったら、新葉と整理が待っています。

苗も揃ってきました

  • 2014年4月18日(金) 21:54 JST
  • 投稿者:
    turbo


今年の種まきは、4/11でした。
例年よりも、夜にかなり冷え込む感じなので、例年とはちょっと違う管理をしています。
毎年同じように揃えるのは、やはりコツがいります。伸ばしすぎてもいけないし、不揃いになるのはさらに良くない。

これから約1か月、水やりの日々が続きます。

今年は開花も早いかも…

  • 2014年4月 7日(月) 19:06 JST
  • 投稿者:
    turbo


 今年の開花は結構早いのですが、今朝の寒さでまた少し止まったかな。写真は一番早い開花のオニール。この分だと今月中に満開になるでしょう。収穫も早い品種です。





 一方は、ラビッドアイのバルドウィン。本当に小さい花が着いていますが、収穫期には重くなりますね。一番遅い品種の1つです。

定植

  • 2014年4月 3日(木) 18:30 JST
  • 投稿者:
    turbo



一部の品種は、どうしても弱いものがあり、定植しても枯れてしまうことが多いです。

そんなときは、新しいものを植え付けるわけですが、枯れてしまったダロウの後にはティフブルーを植えてみました。コンテナに植えてあるのですが、何分にも大きい株ゆえ、移植も一苦労です。

写真は一週間前に植えたもの。雨が結構降ったので、だいぶ浸みたとは思いますが、植え付け後1年ぐらいは、地植えでも鉢植えと同じ感覚でいないと、更に枯れてしまいます。

Comp-13

  • 2014年3月20日(木) 14:58 JST
  • 投稿者:
    turbo
 古いものが出てきました。

知る人ぞ知るカードゲームです。ってたぶん数名しか知らないな。
文章もめちゃくちゃなのですが、取りあえず公開しておきましょう。

高校時代の友人だった根本一也君が亡くなったのは、今月の25日。もう25年も前になります。

以下、原文まま、引用。
=====
┌──────────────────────────────────────
│
│    The Gentleman's GAME
│
│         Comp-13(イチ・サン)
│
└──────────────────────────────────────


                         考案:根本 一也(ひとや)
                         ルール説明:野口 忠司

                         初版:昭和58年 2月11日
                         2版:昭和62年 8月13日
                         3版:平成19年 6月 1日


■Comp-13とはどんなゲームか?

 このゲームは、場の中央に伏せてある山札を中心に、4つの場札の組に対して、手持
ちの札(手札)を出したり、交換することで場札の数を変化させて、1つの場を13に
したり(Compという)、4つの場の合計を52にする(All-Groundとい
う)ことで、場札中にある絵札を集め、その枚数を競うというカードゲームです。

 私の友人であった(故)根本一也君が高校時代に考案したもので、13進数を扱うと
いうちょっと高度なゲームですが、これがなかなか難しくて楽しいものがありました。
当時の化学部のメンバーを中心にマイナーな流行をしましたが、日の目を見ないまま時
が過ぎ、最近になってルールブックを見つけました。

 このゲーム、少々疲れますが、頭の体操にはおもしろいかもしれません。

 このゲームは、原則としては4人でプレーを行いますが、2人でもプレーできなくは
ありません。親決めについても正式なルールはややこしいので、ジャンケンで決めても
良いかもしれません。使用するカードは通常のルールではジョーカーを除く52枚です
が、別途ジョーカー入りルールというのも存在します。ジョーカー入りルールではジョー
カー1~3枚を加えた53~55枚でプレーを行います。


■ゲーム用語について

 このゲームのルールを説明する前に、カードゲームおよびComp-13でのゲーム
用語を説明しておきます。

・絵札…A(エース)、10、J(ジャック)、Q(クイーン)、K(キング)の5種
    類のカード。スペード、ハート、ダイヤ、クラブの4つのスート(マーク)が
    あるので、合計で20枚あります。

・スート…スペード、ハート、ダイヤ、クラブの4つのマークのこと。

・数位(札の数、ランク)…各札の持つ重みのこと。Aは1、2~10は2~10その
    まま、Jは11、Qは12、Kは13となる。ジョーカー入りルールにおいては、
    ジョーカーは、数位=0として扱う。

・場…ゲームを行う、山札と場札と置かれた場所のこと。Comp-13を始めること
    を「場を広げる」という。

・山札…場の中央に伏せて積まれたカードの山のこと。

・場札…山札の周りに、四方に置かれた表向きのカードのこと。それぞれの「場」には、
    親決めの際に山札から1枚ずつ置かれる。
    「場」には、以下のルールがある。
    プレー中には1枚~5枚まで場の枚数が変化する。

      ┌───┐      ◎それぞれの「場」の「場の数」は、20以下で
      │   │       あること。「場の数」とは、それぞれの「場」に
      │ 場 │       置かれた札の「数位」の合計であり、例えば、ハ
      │ A │       ートのJとハートの3の「2枚場」ならば、「場
      │   │       の数」は14であるという。
      └───┘      
                 ◎4つの「場」の「場の数」の和は、52以下であ
┌───┐ ┌───┐ ┌───┐ ること。例えば、場Aが14、場Bが12、場C
│   │ │   │ │   │ が15のとき、場Dは11以下でなければならな
│ 場 │ │ 山 │ │ 場 │ い。仮に場Dがスペードの10だとすると、場D
│ D │ │ 札 │ │ B │ にスペードのAは出せるが、スペードの3では5
│   │ │   │ │   │ 4になってしまうので出せない。
└───┘ └───┘ └───┘ 
                 ◎1つの「場」は、同じスートの札の集まりである
      ┌───┐       こと。例えば、上記の例では、場DにハートのA
      │   │       を出すことはできない。
      │ 場 │      
      │ C │      ◎ジョーカーは、常に単独の場であること。ジョー
      │   │       カーは手札から場に出すことはできない。常に山
      └───┘       札からめくられて出ることになる。

・場の数(場札の数)…1つの場札にある札の数の合計。例えば、クラブの2とクラブの
    Qが場Aにあったとすると、場Aの「場の数」は、2+12で14であるという。
    ジョーカーは「場の数」は0である。どれか1つの場の「場の数」を13にする
    プレーをComp(コンプ)と呼び、4つの場の「場の数」を52にするプレー
    をAll-Ground(オール・グラウンド)と呼ぶ。

・場の枚数…それぞれの場の札の枚数。

・1枚場…それぞれの場が、単独の札でのみ構成されるとき、これを1枚場(まいば)と
    呼ぶ。単独の場とも呼ぶ。1枚場の絵札は、Compによって自分の取札にでき
    る。

・2枚場…それぞれの場が、2枚以上の札で構成されるとき、これを2枚場という。「場」
    のルールから、最大で5枚場になることもあるが、通常は1枚場以外を2枚場と
    呼んでいる。2枚場の中に含まれる絵札は、3枚CompまたはAll-Gro
    undによってのみ自分の取札にすることができる。

・単独の絵札…1枚場の絵札のことを「単独の絵札」と呼ぶ。

・手札…各プレーヤーの手持ちの札。最初に各プレーヤーには4枚ずつの札が配られる。
    ブレーを進めていくにあたって、手札から場札に、または場札から手札に札は移
    動する。手札中の「K」やジョーカーは、CompとAll-Groundとい
    うプレーによって取札にすることができる。詳細は、CompとAll-Gro
    undの項を参照のこと。

・取札…各プレーヤーが、場札(および自分の手札)より取った絵札やジョーカーのこと。
    絵札やジョーカーが取れるのは、CompとAll-Groundというプレー
    によってのみとなります。

・仮親…親決めの際に、最初に山札をめくる人のこと。初回は年長者が行い、2回目以降
    は前回の勝者が行う。

・裏札…親決めの際にのみ使用する言葉で、同色のスートで、同数位のカードのこと。
    例えば、「ハートのQ」に対して「ダイヤのQ」、「クラブの6」に対して「ス
    ペードの6」など。ジョーカーには裏札はありません。

・場札の評価…親決めの際にのみ使用する言葉で、山札からそれぞれの場に出された場札
    に対する裏札を4人のプレーヤーが誰も持っていなかったときに、各場の場札を
    評価することをいう。①札の数が大きい順、②同数位の場合にはスートの順(ス
    ペード→ハート→ダイヤ→クラブの順)で決定する。ジョーカーは常に最下位で
    ある。

・Comp(コンプ)…どれか1つの場について、「場の数」を13にするプレーのこと。
    但し、1枚場の「K」の交換や、山札から「K」をめくって「場の数」が13に
    なった場合については、Compしたとは言わない。

・2枚Comp…Compした場(場の数を13にした場のこと)が、2枚であった場合、
    2枚Compと呼び、Compした場とそれ以外の単独の絵札が取札にできる。
    例えば、場Aに「ハートのJ」があるとき、手札中の「ハートの2」を場Aに出
    す(付ける)と場の数は13になります。このとき、他の場に単独の絵札があれ
    ば、これをどれか1つ取札にすることができます。

・3枚Comp…Compした場(場の数を13にした場のこと)が、3枚(以上)であ
    った場合、3枚Compと呼び、Compした場とそれ以外のどれか1つの場の
    すべての絵札が取札にできる。例えば、場Aに「ハートのQ」があるとき、手札
    中の「ハートのA」を場Aに出す(付ける)と場の数は13になります。このと
    き、場Bには、「スペードのK」と「スペードの5」があったとします。3枚C
    ompの場合には、場Bの「スペードのK」も自分の取札にすることができます。

・All-Ground…4つの場について、「場の数」の和を52にするプレーです。
    All-Groundの場合には、場にあるすべての絵札を自分の取札にするこ
    とができます。

・流れ…プレーをせずに、4つの場の「場の数」の和が52以上になること。
    次の3つがあります。

 ①親決めの際に、山札から場にめくった札がすべて「K」であった場合。但し、裏札を
  確認するために3枚まで山札からめくって、3枚目で裏札があり、裏札を持った親が
  残りの場にKを出すケースはAll-Groundとして扱います。

 ②All-Groundのあとで、山札から場にめくった札がすべて「K」であった場
  合。

 ③Compのあとで、流れた場に山札から札をめくり、4つの「場の数」の和が52以
  上になった場合。


■ゲームの進め方

 まず、はじめに親を決めます。親決めでは、
  ①各プレーヤーへ手札4枚を配る。
  ②4つの場に1枚ずつ札を出す。
  ③正式な親を決める。
ということが行われます。

 次に、以下に示す5種類のいずれかのプレーをしてきます。プレーヤーは順番に以下の
いずれかのプレーを行う必要があり、パスはできません。

 ①ある場に対して、手札から同じスートの札を1枚出す。手札は1枚減り、場札は1枚
  増える。場の数は増えることになるが20を超えてはならない。場の数を13にした
  らCompとなる。

 ②1つの1枚場に対して、その場と同じ数位の札を手札から出して交換する。例えば、
  場に「クラブの8」があるとき、手札中の「ハートの8」と交換するケースなどであ
  る。手持ちに「ハートの5」があれば、2巡目のプレーの際にCompにこぎ着ける
  かもしれない。このプレーでは手札も場札も枚数・場の数とも変化しない。場のスー
  トを変えるだけの効果がある。尚、ジョーカーはスートのないカードとして扱うため、
  ジョーカー同士の交換はできない。

 ③1つの2枚場に対して、手札の1枚と場札の1枚を交換する。①と並んで多く行われ
  るプレーである。手札と場札は当然同じスートでなければならない。例えば、ある場
  が「ダイヤの9」と「ダイヤの2」であるとする。この場を13にするには、手持ち
  に「ダイヤの2」が必要であるが、同じ札は2枚無いので無理であるが、手持ちに
  「ダイヤの4」か「ダイヤのJ」があれば、Compとなる。9+4のCompより
  も、2+11のCompの方が取札は増える。手札中にあったJを取札にすることが
  できるプレーである。

 ④③のプレーのバリエーションであり、手札1枚:場札1枚の交換ではなく、手札1枚:
  場札2枚の交換を行う。当然ながら手札と場札は同じスートである必要がある。また、
  1:2の交換の場合には、「手札の数位」=「場札2枚の数位の和」である必要があ
  る。交換は、手札1枚:場札2枚までであり、1:3などの交換はできない。

 ⑤上記のいずれのプレーもできない場合、あるいは、パスをする場合には、山札から1
  枚札を取り、手札に加える。

 これらのプレーの中でCompやAll-Groundという「13」と「52」を場
に作ることで絵札を集めていきます。

 最終的に山札がなくなるか、「流れ」になったところで、1ゲームが終了します。正式
には、12ゲームで覇者を決めるというルールですが、これにこだわる必要はありません。


■親決め

 Comp-13の親決めは、少々複雑です。次のように行います。

1.まず、仮親を決めます。初回は年長者。次回からは前回のゲームの勝者が仮親となり
  ます。

2.仮親は、カードをシャッフルして、各プレーヤーに4枚ずつ札を配ります。仮親から
  1枚ずつ右回り(左隣り)に札を配っていきます。

3.手札を配り終えた札を山札として場の中央に置き、山札から1枚めくって仮親の前に
  置きます。説明の都合上、この場を「場A」と呼びます。

4.各プレーヤーは、手札中に「場A」に対する「裏札」があるかどうかを調べます。こ
  こで、裏札を持つプレーヤーがいれば、その人が親となります。親は、山札をめくっ
  て「場B」「場C」に1枚ずつ置きます。「場D」には、自分の手札中から札を1枚
  出して置きます。絵札を含めてどの札でも「場D」に出すことができますが、ジョー
  カーだけは出すことができません。実際のプレーは、親の次の人(左隣り)から始め
  ます。

5.「場A」に対する裏札がなければ、仮親は山札から1枚めくって「場B」(左隣り、
  下手の人の前)に札を置きます。各プレーヤーは、「場A」の時と同様に、この札に
  対する「裏札」を調べ、裏札を持つプレーヤーがいれば、その人が親となります。
  「場C」には山札より、「場D」には親が手札より札を1枚ずつ出します。実際のプ
  レーは、親の次の人(左隣り)から始めます。

6.「場A」「場B」に対する裏札がなければ、仮親は山札から1枚めくって「場C」
  (仮親の対面)に札を置き、同様に裏札を調べます。裏札を持つプレーヤーがいれば、
  その人が親となります。「場D」には親が手札より札を1枚出します。実際のプレー
  は、親の次の人(左隣り)から始めます。

※ここまでで、親が決まるケースでは、親は必ず「場D」に自分の手札から1枚の札を出
 さなくてはなりません。ここでは、ジョーカーを除くすべての札を出すことができます。
 仮に「場A」〜「場C」がすべて「K」の場合、親が残りの「K」を持っていれば、
 「場D」に「K」を出すことでAll-Groundとなり、すべての「K」を取札に
 することができます。

7.「場A」〜「場C」に対する裏札がなければ、仮親は山札から1枚めくって「場D」
  に札を置きます。この札に対する「裏札」を調べ、裏札を持つプレーヤーがいれば、
  その人が親となります。実際のプレーは、親から始まります。

※ここで「場A」〜「場D」に山札から1枚ずつ札が置かれましたが、これがすべて
 「K」の場合には、この回は「流れ」となります。「流れ」となった場合には、手持ち
 の絵札のみマイナスされて得点となります。

8.「場A」〜「場D」に対する裏札がなかった場合には、各自の目の前の札を評価して、
  もっとも大きい札のある場の前に座っている人が親となります。そして親から順に
  プレーを始めます。


■プレーの種類

 親決め後から、ゲーム終了までに行われるプレーには以下の5種類があります。

 ①場札に手札を1枚つける
 ②1枚場の交換(スートの変更)
 ③手札と場札の交換(手札1枚:場札1枚)
 ④手札と場札の交換(手札1枚:場札2枚)
 ⑤山札から取る

 ①ある場に対して、手札から同じスートの札を1枚出す。手札は1枚減り、場札は1枚
  増える。場の数は増えることになるが20を超えてはならない。場の数を13にした
  らCompとなる。

 ②1つの1枚場に対して、その場と同じ数位の札を手札から出して交換する。例えば、
  場に「クラブの8」があるとき、手札中の「ハートの8」と交換するケースなどであ
  る。手持ちに「ハートの5」があれば、2巡目のプレーの際にCompにこぎ着ける
  かもしれない。このプレーでは手札も場札も枚数・場の数とも変化しない。場のスー
  トを変えるだけの効果がある。尚、ジョーカーはスートのないカードとして扱うため、
  ジョーカー同士の交換はできない。

 ③1つの2枚場に対して、手札の1枚と場札の1枚を交換する。①と並んで多く行われ
  るプレーである。手札と場札は当然同じスートでなければならない。例えば、ある場
  が「ダイヤの9」と「ダイヤの2」であるとする。この場を13にするには、手持ち
  に「ダイヤの2」が必要であるが、同じ札は2枚無いので無理であるが、手持ちに
  「ダイヤの4」か「ダイヤのJ」があれば、Compとなる。9+4のCompより
  も、2+11のCompの方が取札は増える。手札中にあったJを取札にすることが
  できるプレーである。

 ④③のプレーのバリエーションであり、手札1枚:場札1枚の交換ではなく、手札1枚:
  場札2枚の交換を行う。当然ながら手札と場札は同じスートである必要がある。また、
  1:2の交換の場合には、「手札の数位」=「場札2枚の数位の和」である必要があ
  る。交換は、手札1枚:場札2枚までであり、1:3などの交換はできない。

 ⑤上記のいずれのプレーもできない場合、あるいは、パスをする場合には、山札から1
  枚札を取り、手札に加える。


 「場」には、以下のルールがあります。

      ┌───┐      ◎それぞれの「場」の「場の数」は、20以下で
      │   │       あること。「場の数」とは、それぞれの「場」に
      │ 場 │       置かれた札の「数位」の合計であり、例えば、ハ
      │ A │       ートのJとハートの3の「2枚場」ならば、「場
      │   │       の数」は14であるという。
      └───┘      
                 ◎4つの「場」の「場の数」の和は、52以下であ
┌───┐ ┌───┐ ┌───┐ ること。例えば、場Aが14、場Bが12、場C
│   │ │   │ │   │ が15のとき、場Dは11以下でなければならな
│ 場 │ │ 山 │ │ 場 │ い。仮に場Dがスペードの10だとすると、場D
│ D │ │ 札 │ │ B │ にスペードのAは出せるが、スペードの3では5
│   │ │   │ │   │ 4になってしまうので出せない。
└───┘ └───┘ └───┘ 
                 ◎1つの「場」は、同じスートの札の集まりである
      ┌───┐       こと。例えば、上記の例では、場DにハートのA
      │   │       を出すことはできない。
      │ 場 │      
      │ C │      ◎ジョーカーは、常に単独の場であること。ジョー
      │   │       カーは手札から場に出すことはできない。常に山
      └───┘       札からめくられて出ることになる。


 最初1枚場だった場は、①のプレーで2枚場に変えることが可能です。2枚場の場合、
「場の数」は3?20まで変化させることが可能であり、①や③のプレーによって「場の
数」を増やしたり、③のプレーでは「場の数」を減らすこともできます。「場の数」を増
やすか減らすことでCompすることができるわけです。「8」なら「5」、「J」なら
「2」のように互いに13になる組み合わせでCompできます。「10」と「2」と
「A」という組み合わせも可能です。

 ルールの2番目にあるように、4つの場の「場の数」の和は52を超えることはできま
せんから、All-Groundは、常に増加のアプローチでのみ可能です。個々の場は
1?20までの「場の数」にできるので、Compについては、増加/減少の両方向から
のアプローチが可能になります。

 実際に、CompやAll-Groundにより、絵札(ジョーカー)が取れるのは、
①と③のプレーのみとなります。他のプレーは、その補助プレーであって、実際には絵札
は取れません。

 (解説)
 ①場札に手札を1枚つける
  CompやAll-Groundをしたり、場の数を増やしたり、③のプレーと並ん
  でよく使われます。

 ②1枚場の交換(スートの変更)
  場札のスートを変えることができます。2枚場はスートが確定してしまっているので、
  スートは変えられません。④のプレーで2枚場から1枚場に変更してからであれば、
  スートを変えることができます。

 ③手札と場札の交換(手札1枚:場札1枚)
  CompやAll-Groundをしたり、場の数を増やしたり、減らしたりできま
  す。もっとも良く使われるプレーでしょう。例えば、場に「K」があるとき、手元に
  「8」と「5」があるなら、こういうやり方もあります。最初に「K」に「5」を①
  のプレーでつけておき、単独の絵札でなくし、他人の2枚Compでの絵札取得を阻
  止します。次の回で「8」と「K」を交換して、Compし、手持ちの「K」を取札
  にするルール(Compの項を参照)により、「K」も取札にします。

 ④手札と場札の交換(手札1枚:場札2枚)
  場の枚数を減らすのに使います。1枚場にするケースはもちろんですが、例えば「A」
  「9」「2」の3枚ある場に対して、手持ちの「J」と場にある「9」「2」を交換
  して、次に順番が回ってきたときに、場札の「A」と手札の「2」を③のプレーで交
  換してCompするケースなども考えられます。「A」は手札に残りますが、数位が
  低くて使いやすいカードなので、このようなプレーは結構起こります。他のプレーヤー
  は最初の時点で作戦に気づき、場の数や枚数を変化させてプレーを阻止したりします。

 ⑤山札から取る
  何もできないときや、手札を増やす場合に使いますが、ゲームの終了時に絵札がある
  と減点になるので、手がある場合には無意味に手札は増やさない方がよいでしょう。


■All-Ground(オール・グラウンド)

 プレーによって、4つの場の「場の数」の和をちょうど52にしたとき、All-Gr
oundといって、場にあるすべての絵札を自分の取札にすることができます。Comp
とAll-Groundが同時に起こった場合には、All-Groundを優先しなけ
ればなりません。

 All-Groundの場合には、以下のようにします。

1.All-Groundをしたプレーヤーは、場にあるすべての絵札およびジョーカー
  を取札にできます。

2.各プレーヤーは、手札中にあるすべての「K」およびジョーカーを自分の取札にでき
  ます。

3.4つの場はすべて流され、山札より札を1枚ずつめくり、新しい場をつくります。

4.このとき山札が4枚以下で、場に出すと山札が無くなる場合には、ゲーム終了となり
  ます。

5.3で場に出た札がすべて「K」の場合には、「流れ」となり、この時点でゲームは終
  了となります。

※流された絵札以外の札は、捨て札となり、その回のプレー中は使われることはありませ
 ん。


■Comp(コンプ)

 プレーによって、ある場の「場の数」を13にしたとき、「Compした」といいま
す。また、そのときの場札の枚数によって、
  場札が2枚なら………2枚Comp
  場札が3枚以上なら…3枚Comp
といって、以下の条件で絵札が取れます。
1枚場の「K」の交換については、Compしたとは言いません。

1.「Compした」場に絵札があれば、Compしたプレーヤーは、その場の絵札を
  すべて取札にできます。

2.「Compした」場は、絵札の有無にかかわらず流さなければならない。

3.「Compした」場以外に、絵札のある場があるとき、

 ①2枚Compのとき…「Compした」場以外に、単独の絵札がある場合のみ、C
  ompしたプレーヤーは、これらのうちどれか1枚を自分の取札にできます。

 ②3枚Compのとき…「Compした」場以外に、絵札を含む場があれば、Com
  pしたプレーヤーは、これらのうち「いずれか1つの場」のすべての絵札を自分の
  取札にできます。

4.「Compした」場以外に、上記の条件に合う絵札のある場がなければ、取札には
  できない。また、ジョーカーは絵札ではないのでCompによっては取札とできな
  い。

5.3で絵札の取られた場については、流さなければならない。

6.Compしたプレーヤー、および、その次の順番のプレーヤーが、「Compした」
  場と同スートの「K」を手札中に持っている場合、それぞれその「K」を自分の取
  札にできる。

7.流れた場には、山札から1枚(ずつ)札を置いて、4つの場とする。

8.山札が1枚ないし2枚のときには、7により山札が無くなった時点でゲーム終了と
  なります。

9.7により、4つの場の「場の数」の和が52以上となった場合には、「流れ」とな
  り、この時点でゲームは終了となります。

※流された絵札以外の札は、捨て札となり、その回のプレー中は使われることはありま
 せん。


■ゲームの各回の終了と得点計算

 山札がなくなるか、流れになった時点で各回のゲームは終了となる。流れの場合も含
めて、各プレーヤーは自分の得点を計算しなければならない。

<得点の計算>

1.自分の取札の枚数を数えて、1枚1点として得点とする。

2.次に自分の手札中の絵札の枚数を数えて、1枚1点として減点する。

3.ジョーカーがある場合には、取札の場合は+3点として手札の場合には-2点とし
  て計算する。

4.取札の中に「K」が4枚あれば、+3点を加算する。

5.取札の中に「K」以外の同数位の絵札が4枚あれば、それぞれについて+2点を加
  算する。

6.これを各回の得点とする。得点の多いプレーヤーがその回の勝者となる。尚、同点
  の場合には、減点数の少ない方の勝ちとする。

7.6で減点数も同じ場合には、勝者は「札の数」の和の大きい人とする。これでも同
  じ場合には、その回の親から見て先にプレーをしていた順、ちなわち、親→親の左
  隣り→親の対面→親の右隣りの順とする。取り札の札の数の和を求める場合におい
  て、ジョーカーは0として数える。

 次の回は、今回の勝者を仮親として親決めより始める。12回終了の時点での覇者の
決め方は、12回の得点が最も高い人となります。但し、同点の場合には、もっとも勝
ち数の多い人とします。


■ジョーカー入りルールについて

 本来のComp-13においては、ジョーカーは入っていませんでしたが、途中から
ジョーカー入りルールが考案されました。ジョーカー入りルールの場合、使用するカー
ドは53枚が普通ですが、好みによりジョーカーは3枚(計55枚)まで増やすことが
できます。

 ジョーカーは、スートのない数位が0の札であって、手札にきた場合には場に出すこ
とはできません。親決めの際にも裏札とはなりませんから、手札中や場札中に出てくる
のは、山札から配られた(めくった)ときのみとなります。手持ちは減点対象ですので、
文字通りのジョーカーとなります。場札に置かれたジョーカーは、その場がないものと
してプレーを続けなければなりません。ジョーカーはAll-Groundによっての
み取札となります。

 3つの場でAll-Groundをするのは、かなり難しくなります。また、ジョー
カーを2枚以上入れた場合には、All-Groundが成立しませんから、手札であ
っても場札であってもゲーム終了まで残ることになります。


■終わりに

 このゲーム、プレーをできる人が限られているので、とてもマニアックなものになり
ます。場の数の変化を常に13進数で見ていくという数学好きの一也らしい発想になっ
ています。このゲーム勝つ秘訣は一言で言うと「相手の心を読むこと」と「運」です。

 ゲームの名前のCompには、「計算する」という意味がありますが、「比べる」の
意味もあるそうです。

 頭に「The Gentleman's GAME」とありますが、彼曰く「これは紳士のたしなみ」だそ
うです。若くして亡くなった友人、根本一也君にこのルールブックをおくります。


          Copyright 1983-2014 (c) by T.Noguchi & H.Nemoto
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春仕事

  • 2014年3月10日(月) 15:41 JST
  • 投稿者:
    turbo


寒い日が続いています。おまけに雨もかなり降ったので、藁が残っている田んぼも多いです。5畝ほどの田んぼのほぼ大部分が残っていたのを山積みにしたら、二輪車を載せるのに一苦労でした。

まだかなり湿っているので、重いです。これからブルーベリーの中に敷いていく予定ですが、まだ当面かかりますね。暖かい日はまだかなぁ。

一度もログインしていないユーザを削除しました

  • 2014年2月11日(火) 08:28 JST
  • 投稿者:
    turbo
最近、ユーザ登録がちょっと多くなってきたので、ユーザを整理しました。

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